浅草橋で負けても悔しくない賞レースでした!
浅草橋へ。
人形の久月の総本店を発見!!
須賀神社の社務所で駒込落語会さんの春風亭昇吉アワードでした。
この賞レースはスケジュールだけ聞かれて気がつくとエントリーされているという乱暴なシステムです。
事前にネタ出しで持ち時間11分だと聞いておりました。楽屋入りしますと、持ち時間は20分までに変更。ネタも変更可能、なんでもいい、他の人の出しているネタを先にやってつぶす作戦もあり。とのアナウンスがあり最早意味不明です。
しかしまあ、入門10年目くらいにコロナ禍に巻き込まれた二ツ目は、気がついたら二ツ目の中でも上位といいますか、若手二ツ目としては応援されませんし、見てもらう機会は激減する中、真打ちに向けて頑張らないといけないかなり厳しい位置づけです。本当に厳しい。
だから今日みたいな会にお声がけいただけるのは嬉しいです。
七段目 談洲
締め込み 菊正
馬の田楽 花金
仲入り
鼻 遊京
一心太助 貞司
〜集計〜
稲川 昇吉
お子さんからご年配の方までいらっしゃるとてもあたたかいお客席で勝負などどうでもよくなります!!
他の落語の賞レース同様、後半が有利な感じでした。前座の貞司さんが優勝!!なんでやねん!!まあこれだけ内容に幅があるとよっぽどこだわりないと決められないよなぁ。
遊京は今日で「鼻」がいいネタだと確信しました。今はなかなかやる機会がないですけど隠し玉として捨てずに持っておきましょう。
負けて悔しくない賞レースというのはよいですね!ルールが崩壊しているのが大きいのかしら。貞司さんも前座とはいえ44歳のおじさんで人間できてたしなぁ。
出演のみなさまの高座が大変刺激的でした。
なんでもいいのでとにかくもっと高座が増えますように!!