ライトハイクとは何ぞや??
港区の御成門中学校へ!!
松山東高校の先輩にお声がけいただきライトハイクの授業のお手伝い。
7年生の3クラスへ伺いました。
ライトハイク??
私も知りませんでした。
新しく生まれた言葉遊びです。
季語もありませんので俳句といいますか詩に近い感じでしょうか。
8文字から次の8文字を連想するという詩です。音の数は関係なく、連歌の要素もあるような不思議な言葉遊びです。
昨日のお題(一句目)は、
「天を見ると天の川」
これから連想する8文字を、生徒の皆さんがそれぞれ一つずつ考えてその中からひとつ選びます。
「前を見ると祭り屋台」
というのが選ばれました。
これをもとに最初の一句は忘れて次の句をまた考えます。
今日の授業ではこれを3回くりかえしました。できたのがこちら。
「空を見ると天の川
前を見ると祭り屋台
後ろを見るとリア充
下をみるとダンゴ虫」
授業の終わりに各クラスみんなで考えた詩ができているという遊びです。
これなかなかむずかしいんです。パッとひらめくといいますか、今までやったことのない作業で脳トレのような感じ。さすが若さ!だんだん作るのがみんな早くなっていきます。
他のクラスは
「空を見ると天の川
駅に行くと人の川
海の中には魚の川
君の中には僕の愛」
「空を見ると天の川
下を見ると泥の沼
あれこれチョコや
でもグミ食べたい」
全然違う詩ができあがりました!!
さてここからが私の仕事といいますか、このできたばかりの詩を即興で一席に仕立てて生徒さんの前で申し上げるというなかなかハードな企画です。
朝から計3席ネタおろしでした。
こんな雰囲気でした(ライトハイク協会さんのホームページ)
↓
https://lighthaiku.com/kyoushitsu/1258/
最初どうかなと思っていたのですが、ストーリーは出来上がっているので意外と楽でした。三題噺の簡易版といいますか、新作を量産できる新しいシステムかもしれません。
また、生徒のみなさんも自分たちが作ったものがどう表現されるんだろうというのでかなり興味をもって聞いてくださったように思いました。古典落語で学校寄席に伺うことは今までありましたがそれとはまた違う雰囲気。
新しい何かが生まれる瞬間に立ち会うことができました!!
あと一人1台タブレットをもっているのと、黒板にプロジェクターで映しているのも新鮮だったなぁ。
御成門中学のみなさまありがとうございました!