初めての萬翠荘新春落語会in松山無事終演!
萬翠荘新春落語会、無事終演いたしました!!
おかげさまで満員御礼札止め!!
こんな嬉しいことはありません。😭
記事にしてくださった愛媛新聞さま、愛媛こまちさま、リビング松山さま、誠にありがとうございました!!
何より年始のお忙しい中、またお寒い中をお運びくださったお客様、本当にありがとうございました!!🙇
スタッフのみなさま、急な高座位置の変更、増席にもご対応いただき感謝しております。🙇
ネタ出しの公演です。
子規と漱石の漫談〜のぼさんと野球
茶の湯
夜の萬翠荘。きれいにライトアップされています。✨この公演のためなのでしょうか??だとしたらすごい!!
ちなみに夕暮れの萬翠荘。
こんな素敵なところで公演できて嬉しいです。
松山で落語を見に行ったことがない人に落語を聴いてもらうにはどうしたらよいだろうかと考え、以前やった正岡子規の落語を再演しようと思いました。
このネタをつくるにあたって調べて感動したのは漱石と子規の友情と、松山で二人が再会する絶妙なタイミング。
それを話す場所として私は、正岡子規と漱石の暮らした愚陀仏庵が移築されていたここがふさわしいと思いました。
個人的にも小学校のころに句碑めぐりをしておりまして(変な子供!)その頃友だちとふらふら萬翠荘に来て知らない人の版画展を見て、雨の日の水面に広がる波紋が妙に印象的で誰のなんという作品かは覚えていませんがらその絵だけ今でも思い出せるというちょっと縁を感じる場所でもありました。
掃除をしていたらなくしたと思っていた台本がでてきたのが秋頃です。人気の会場ですから埋まっておりまして、最短でできる土日が今日の夜でした。
台所事情を申し上げますと、昼と夜で料金が倍以上違うので驚きました!地方公演で夜公演というのはコロナ禍以降本当に厳しく、これでは赤字になってしまうと一時諦めかけました。
それでも、いや、一度思いついたことはやってみよう、エイヤッと開催しました。JALのタイムセールというミラクルも起きて、赤字は回避できました。
宣伝にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。大手のメディアの他にも、チラシをあちらこちらに貼ってくださった方がいらっしゃいます!
ただ予約の受付からチラシやチケット、パンフレットつくりまで一人でやっておりまして、名簿から抜けていたり不備がたくさんありました。お詫び申し上げます。🙇
予定の定員を大幅に上回るお客様にお越しいただきました。窮屈だったと思います。重ねてお詫び申し上げます。
でも嬉しかったです。
満員のお客様のエネルギー。高座はお客様の気を吸うようなときもあるんじゃないかと思います。今までにない高座を経験させていただきました。
七年ぶりの再演。
完全に台詞を忘れておりまして、改めて作り直しました。また今回子規と漱石の関係を調べなおすにあたっては愛媛新聞社発行の神野紗希さんの本を大変参考にさせていただきました。
『日めくり子規・漱石俳句でめぐる365日』
おすすめです。興味を持たれた方はぜひご一読を!こちらで取り上げられた俳句を漫談に取り入れました。以前の公演よりものすごく厚みが出たと思います。
肝心の「のぼさんと野球」。下町芸能大学の企画でたった一度やったきりで、奇跡的に出てきた台本(パソコンやクラウドにデータがない)、一度きりの公演でなんとなく覚えているここがウケたウケなかった、当時の感想で東京新聞の記者さんが地口が多くてずっとこんな感じかぁと思ったけどオチは良かったよという言葉を思い出し、それを頼りに再演しました。
当時つくった細かな台詞、無駄がとれて高座としてはよくなったんじゃないかと思います。
この30分をもっとたくさんの人に聴いていただきたい!
次は七年と間をあけずに公演の機会をつくりたいです。損得を考えずにやってみて本当に良かったなぁ。
興奮冷めやらずすみません、もし子規が聴いていたら下足札を鳴らしたことでしょう。
追加公演は1月6日(月)昼14時30分開演です。今年初の月曜日、平日昼にすみません!お席ありますので良かったら聴きに来てください!ご来場お待ちしております。😊
また1月6日は南海放送ラジオ百合田彩さんのTop Upに出演させていただきます!📻12時〜 すごく素敵な方で、わざわざ観に来てくださいました。こちらもよろしくお願いいたします!😊
〇1月6日(月)14時30分開演(14時開場)
新春落語会in萬翠荘~のぼさんと野球~
場所 萬翠荘(〒790-0001 愛媛県松山市一番町3-3-7)
出演 入船亭遊京「正岡子規落語 のぼさんと野球」「茶の湯」
入場料 当日2500円 ご予約前売り2000円
ご予約フォーム↓
https://forms.office.com/r/iyHBatked5
問い合わせ irifune.rakugo@outlook.jp
故郷のみなさまのあたたかい拍手を全身で浴びる幸せな落語家。
みなさまにとってよい一年となりますよう、お祈り申し上げます。
迎春!